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奴隷館 Crime d’amour〜Mの肖像
第14章 被虐の快感〜緋美 縄酔いと放置プレイ
名門W大学の哲学部の教授だったっけ。
命じられたとおりに、さっき考えていた内容を、失礼にならないように言葉を選びながら述べた。
それを聞いたご主人さまは「なるほど」と言った。知的なマスクが考える顔になる。
「双方の承諾があれば……だな。SMには信頼関係が不可欠だ。そしてきみはこの私を信頼すると言ったね」
「はい。ご主人さま」
「ふむ。なるほど。きみの信頼を裏切るわけにはいかないな」
どうやらマスクをむしり取るのはやめてくれるらしい。ただ、組織の方針の話題がどこかへ行ってしまった。まあ、私には関係ないから。
ホッとしていたら、ご主人さまが私の腰に縄を……一周させてからおへその下で結び、股のあいだを通した縄を、後ろでグッと引き絞った。
「ああんっ」
薄いショーツ越しに、敏感な部分に縄が容赦なく食い込んでくる。思わず、自分でも耳を覆いたくなるほどの、鼻にかかった甘ったるい嬌声を上げてしまった。股間からお尻のあいだに食い込んだ縄が強く引き絞られ、後ろで結ばれた。
命じられたとおりに、さっき考えていた内容を、失礼にならないように言葉を選びながら述べた。
それを聞いたご主人さまは「なるほど」と言った。知的なマスクが考える顔になる。
「双方の承諾があれば……だな。SMには信頼関係が不可欠だ。そしてきみはこの私を信頼すると言ったね」
「はい。ご主人さま」
「ふむ。なるほど。きみの信頼を裏切るわけにはいかないな」
どうやらマスクをむしり取るのはやめてくれるらしい。ただ、組織の方針の話題がどこかへ行ってしまった。まあ、私には関係ないから。
ホッとしていたら、ご主人さまが私の腰に縄を……一周させてからおへその下で結び、股のあいだを通した縄を、後ろでグッと引き絞った。
「ああんっ」
薄いショーツ越しに、敏感な部分に縄が容赦なく食い込んでくる。思わず、自分でも耳を覆いたくなるほどの、鼻にかかった甘ったるい嬌声を上げてしまった。股間からお尻のあいだに食い込んだ縄が強く引き絞られ、後ろで結ばれた。