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奴隷館 Crime d’amour〜Mの肖像
第15章 被虐の快感〜緋美 苦悶の絶頂
惨めな私のからだの前方、少し離れたところに、こちらを向いた一人掛けのソファーがある。ご主人さまがグラスを片手に、そのソファーに腰を下ろした。ゆったりと長い足を組む。
「良いね。実に良い眺めだ」
グラスをもて遊び、薄く嗤った。
「ああそうだ。一人でそうやっているのは寂しいだろうから、これを付けてやろう」
立ち上がったご主人さまの手にはピンチが二つあった。その銀色のピンチで、縄でくびり出された乳房の頂きで固く突き出している乳首を挟んだ。
「ぅぎっ、いぃっ」
鋭い痛みにうめく。ピンチに付いている鈴がチリンチリンと鳴る。
「おお。良い音がするな。もっと身体を振ってみろ。鈴を鳴らせ。私を愉しませろ」
「う、ぅ」
命じられたとおりに、不自由なからだをゆすり、鈴を鳴らす。首輪の鈴と左右の乳首の先で揺れている鈴が澄んだ音を奏でる。
ソファーに戻ったご主人さまが、サイドテーブルに置いたグラスを手に取った。グラスの中の液体はブランデーらしい。私の苦痛と快感を肴に優雅にグラスを傾け、愉しむおつもりだ。
「良いね。実に良い眺めだ」
グラスをもて遊び、薄く嗤った。
「ああそうだ。一人でそうやっているのは寂しいだろうから、これを付けてやろう」
立ち上がったご主人さまの手にはピンチが二つあった。その銀色のピンチで、縄でくびり出された乳房の頂きで固く突き出している乳首を挟んだ。
「ぅぎっ、いぃっ」
鋭い痛みにうめく。ピンチに付いている鈴がチリンチリンと鳴る。
「おお。良い音がするな。もっと身体を振ってみろ。鈴を鳴らせ。私を愉しませろ」
「う、ぅ」
命じられたとおりに、不自由なからだをゆすり、鈴を鳴らす。首輪の鈴と左右の乳首の先で揺れている鈴が澄んだ音を奏でる。
ソファーに戻ったご主人さまが、サイドテーブルに置いたグラスを手に取った。グラスの中の液体はブランデーらしい。私の苦痛と快感を肴に優雅にグラスを傾け、愉しむおつもりだ。