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奴隷館 Crime d’amour〜Mの肖像
第18章 エピローグ〜それぞれの日常へ
 そのあとは、ちゃんとコンドームを使用したかとか、命の危険があるようなプレイ……首締めなどは受けなかったかなどを質問された。縄目の跡についてはなにも聞かれなかった。

 問診が終わり、椅子から立ちあがろうとしたら、

「あの人、四宮教授には気をつけたほうがいい」

 そう言い、ジロッと私を見た。見透かすような目だ。

「それは、どういう意味でしょうか」

 思わず聞き返した。

「快楽の追及のためなら手段を選ばない。それが四宮教授という人だ。詳細は言えない。あなたには申し訳ないが」

 モヤモヤが残る説明だ。しかしうなずけるものがある。要するに、四宮教授は危険人物だから気をつけろと、私に伝えたいのだろう。

 でもね。
 危険だなんて言われたら、余計に興味が湧いてしまうわ。
 やっぱり、あの名刺は取っておこう。 

「プライベートでの“ご主人さま”を決める際は、よく考えてからにしてください」
「わかりました」
「あなたさえ良ければ、サロンのFrauになる、という選択もある。あなたのプライバシーは完全に守られる。その時は私からレディSへ推薦しておきますよ」
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