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コンビニバイトの男の子
第4章 食事会
萩子は心の中を覗かれたような気がして、驚きのどきどきが、恥ずかしさのどきどきに替わります。
ベッドの方へ歩く悠希に続くように、萩子が寝室内に入ります。その背後で扉が閉まるかちゃりという音がしました。
その音がきっかけとなったように、いきなり悠希が振り向くと萩子を抱き寄せます。
萩子も悠希の背中に腕を回して抱きしめました。
(これから、あの日のように・・・)
悠希が、くんくんと匂いを嗅ぎます。
「前と匂いが違いますね?」
「えっ、う、うん」
「ほんとに大人の女性って感じで、なんかどきどきします」
これからの出来事を期待して纏っていることを指摘されている気がして、気恥ずかしくなりました。
(でも・・・。もう、遠慮は必要ない)
「私も、どきどきしてる」
今は、恥ずかしさよりも期待からくるどきどきに変わっています。
萩子は、身長差を埋めるように背伸びをして悠希の唇を求めます。悠希も顔を下に向けて、萩子の唇を受け止めました。
リビングのキスを再確認するように、フレンチキスからディープキスに移ります。
濃厚なキスを交わしながら、悠希が背中に回していた腕を下へ移動しました。腰に手を添えると、自身の腰をぐっぐっとお腹に押し付けてきます。
「んんっ?んふん」
萩子は避けようと腰を引こうとしますが、腰を抑えられているので、却って悠希の肉棒を刺激する動きになってしまいます。
(お腹に当たる感じが、なんか大きくなってきてる)
堪えきれなくなったように悠希が唇を離すと、躰を反らして萩子に笑いかけます。
「ぷはぁ・・・。萩子さんの腰の動き、感じちゃいますよ」
「はぁはぁ、だって、悠希くんが押し付けてくるから・・・」
萩子も、抱き合ってキスしただけで燻っていた性欲が再燃していました。乳首は固く勃起して、バスタオルの上からでもその位置がわかります。
「萩子さんも、感じてきてるんですね」
悠希が片手を腰から離し、人差し指で突起している両方の乳首を交互に突っつきました。
「あっ、あんっ」
勃起して敏感になっている乳首を暫く弄んで萩子の嬌声を寝室内に響かせた後、腰に当てていた手も離して、萩子を優しく押し離します。ふたりは少し距離を開けて向かい合いました。
萩子は、快感の余波でふわふわとした浮遊感に包まれ、はあはあと息をしながら悠希を見ます。
(この状況・・・)
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