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コンビニバイトの男の子
第4章 食事会
「今度は、僕が萩子さんを気持ち良くさせる番です」
「それって、悠希くんを慰めることになる?」
萩子が、意味ありげな笑顔を見せます。
「はい。気持ち良くなる萩子さんを見るのが、慰めになります」
悠希も笑顔を返します。既にその言葉が建前になっていることは、お互いに解っていました。
「じゃあ、しょうがないわね」
そう言いながら、萩子は悠希の躰に腕を回して抱き寄せました。悠希が支えていた腕の力を抜いて、伸し掛かってきます。
(あぁ、この匂い)
悠希から、慣れ親しんだボディソープの匂いに混じって、慣れ始めた、夫の貴之とは異なる体臭が鼻を擽ります。まだ残っている精液の匂いと、下腹部から太腿付近に感じる肉棒の硬さが、悠希が性的に躰を求めてくれている男であることを明白に伝えてきます。
萩子は目を閉じてキスを待ちますが、そこで悠希が声を掛けてきました。
「萩子さん、目を開けててもらえますか?」
「え?いいけど・・・」
目を開けた萩子に、悠希も目を開けたままで迫ってきます。そのまま、唇が重なりました。
萩子の視界の全てが悠希の瞳だけになり、唇の感触が悠希からもたらされていることを思い知らされます。
(なにこれ・・・。なんか・・・、すごい変な気分・・・)
悠希の視線が角膜と水晶体を通過して、網膜から視神経を伝って脳内に到達し、思考の全てを探り回られているような錯覚に陥ります。
(もっとキスを)
悠希がその思考を読み取ったかのように、舌を萩子の唇の隙間に割り込ませてきました。萩子が口を閉じている力を緩めると、こじ開けるようにして口腔内に舌を侵入させてきます。
萩子は、これまでと同じように舌を絡める動きを始めました。しかし、悠希はその動きに合わせてきません。その代わりに、口の中に唾液を流し込んできます。
「!?」
すぐに口内が悠希の唾液で満たされ、口の端から溢れ出た液が頬を伝って零れ落ちました。萩子はごくりと嚥下します。
(これも、悠希くんと初めての時と同じだ)
そのことに萩子が気付きますが、悠希はその時と違って唇を離さず、更に唾液を流し込んできました。舌の味蕾が、悠希の唾液を甘い味として脳に伝えてきます。
(なんか甘くて美味しい・・・)
ごくっ、ごくっと喉を鳴らして飲み下します。それが食道を通って胃に到達し、躰の中に吸収されていくイメージが浮かんできます。
(あぁ、悠希くん・・・)
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