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第4章 食事会

萩子が必死に頭を離そうと力を強くします。
悠希は手で押さえる形から太腿を抱えるように持ち替えてがっちりと固定すると、左右の内腿から徐々に陰唇へと舌を這わせます。
最初は嫌悪感を感じていた萩子でしたが、悠希が丹念に舐め回し続けると、快感の方が勝ってきました。更に、より中心部への刺激を求める気持ちが湧いてきます。
「ああっ、だめ。あっ、あっ、あん、そこ」
喘ぎ声から拒絶の色合いが薄れ、頭に触れていた手の力も弱まってきました。
悠希は萩子の変化を察知し、いきなり陰唇の内側をべろりと舐め上げました。
「いやあああっ！いいっ！凄い！！」
萩子が歓喜の叫びを上げます。同時に腰が、がくっがくっと痙攣しました。
悠希はその反応に煽られて、鼻息を荒くしながら陰部を舐め回します。愛液がだらだらと滴り落ちてくると、ずずーっ、ぴちゃぴちゃと音を立てて啜りました。寝室が、ふたりの発する卑猥な音で満たされます。
悠希が柔らかくした舌全体で陰唇を丁寧に舐めたり、固く尖らせて尿道口や膣口を突くように弄ります。
（気持ちいい！凄すぎる！！）
今まで体感した最高の気持ちよさをまたも超えてくる快感に、萩子は翻弄されました。体内に膨張する荒波から逃れようと、陶器のような白い肌から赤く染まった躰をくねらせます。その一方で、隠しようのない悦びの声を、寝室に響かせます。
「ああっ！いいっ！ああっ！気持ちいいっ！！」
萩子は喘ぎながら、頭の片隅で微かな不安も芽生えてきました。
（１番気持ちいいところを、まだされてない・・・）
不安は、すぐ誘惑に変わります。
（されたら、どうなるんだろう・・・）
その心境の変化が、無意識に喘ぎ声に加わります。
「あはんっ、ああん！もっと・・・して」