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コンビニバイトの男の子
第5章 誕生パーティー
《萩子:あー、またカップ麺とか食べてるでしょ》
《ハルミ:萩子さんに注意されてしばらくは自炊してたんですけど》
《ハルミ:段々面倒になってきて・・・》
《萩子:しょうがないな~》
《萩子:じゃあ、ご飯をプレゼントするわ》
《ハルミ:ホントですか!?》
《ハルミ:ありがとうございます!!》
喜んでいるメッセージに、先月初めて夕食を誘ったときの喜ぶ悠希の姿が浮かびました。
(確か貴之さん、今週末も接待だったはず)
カレンダーアプリを開いて、貴之の予定を確認します。
《萩子:また夕食でよければ、今週末だったら大丈夫かも》
《ハルミ:僕も今週末だったら空いてます》
《萩子:明日確認してまた連絡するわね》
《ハルミ:わかりました》
(そうだ、悠希くんの好きなおかず作ってあげよう)
萩子が夕食の内容を相談しようと入力している最中に、先に悠希から送られてきました。
《ハルミ:遅い時間になってしまいました》
《ハルミ:すみません》
そこで萩子は時刻を見て、最初にメッセージを送ってから1時間以上過ぎていることに驚きます。
《萩子:もうこんな時間なんだ。あっという間ね》
《ハルミ:凄く楽しかったです》
《萩子:私も》
《ハルミ:ありがとうございました》
萩子はもう少し続けたい気もしますが、明日も平日なので朝早くから朝食の支度があり、夜ふかしはできませんでした。夕食を訊くのを諦めて、名残を惜しみながらメッセージを送信します。
《萩子:こちらこそありがとう》
《ハルミ:おやすみなさい》
《萩子:おやすみなさい》
一日の最後に交わす寝るときの挨拶を、夫の貴之とではなく悠希としたことに、萩子は若干の後ろめたさを感じますが、それを上回る充実感があります。
(なんか、ほんと楽しかったなー)
改めて、最初から悠希とのメッセージのやり取りを見返しました。
(こうやって見返せるのいいわよね)
途中から、悠希のメッセージを真似て分けて送信したり、“笑”を使ったりしているところを見ます。
(何か、おばさんがはしゃいで送ったみたいで、恥ずかしい・・・)
そう思いつつ、更に何度もやり取りを見返して余韻に浸っていました。
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