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コンビニバイトの男の子
第5章 誕生パーティー
【4】
悠希の誕生日パーティーで少し早めの夕食を楽しんだ後、ふたりはダイニングテーブルからリビングのソファに移動して、悠希の成人を祝う第2部の宴を始めます。
「悠希くん、成人おめでとう!乾杯!!」
「乾杯!萩子さん、ありがとうございます!」
向かい合ってお酒の入ったグラスを合わせます。軽やかな音色がリビングに響きました。
「このお酒、飲みやすくていいですね」
「でしょ、私も大好きだから、ぜひ悠希くんに飲んでほしかったのよね。気に入ってくれてよかった」
「グラスも素敵ですね。切子細工、ですよね?」
「え?あ、そう、江戸切子。昔気に入って買ったんだけど、最近あまり使ってなくて。せっかくの悠希くんのお祝いだしね。あ、それより、おつまみも食べて食べて」
「はい、いただきます」
ふたりで美味しいお酒とおつまみを味わい、更に上機嫌になります。
夕食から引き続いて様々な話題のお喋りをしましたが、そのうちにどちらからともなく、子供の頃にやった質問じゃんけんをしようという話になりました。
「最初はグー、じゃんけんポン!」
「僕の勝ちですね」
「あ~、負けちゃった」
勝った悠希が、萩子への質問を考えます。
「んー、何を質問しようかなー。まずは当たり障りなく、ご趣味は?」
「あはは。なんか初対面のお見合いみたい」
萩子は声を上げて笑いました。
「趣味は、やっぱり料理かな」
「さっきの夕食、全部美味しかったです。唐揚げ、最高でした」
「ありがとう」
次のじゃんけんをします。
「やった、今度は私の勝ちね」
萩子は、嬉しそうにガッツポーズをしました。
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