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コンビニバイトの男の子
第5章 誕生パーティー

「じゃあ、私も最初は無難に・・・」
そこで姿勢を正すと、真面目な顔になります。
「鮎川さんのご趣味は?」
「ぶふっ、げほげほっ」
「もー!なんで吹き出すのよ」
「す、げほっ、すみません。急にお淑やかな感じに変わったので耐えられませんでした」
「悠希くんったら、失礼ね!」
萩子は頬を膨らませて怒った表情をしましたが、すぐに笑ってしまいます。
「ぷふっ、うふふ」
「ははっ、あははっ」
それにつられて、悠希も笑いました。
「趣味ですか、うーん・・・、スマホでゲームしたり、マンガ読んだりですかね」
「今どきの男の子って感じね。あっそうだ、こないだ言ったマンガ貸してあげるから、持って帰ってね」
「ありがとうございます!」
萩子が、次の勝負を持ちかけます。
「次も勝つわよ。最初はグー、じゃんけんポン!」
ほろ酔いになったふたりはその後もお酒を飲みながら、勝った方が簡単な質問をして、負けた方の回答にちゃちゃを入れて大いに盛り上がりました。
(なんか、すごい楽しい!)
萩子にとって、こんなに楽しいお酒は経験したことがありませんでした。だいぶ酔ってきていることを自覚していましたが、OLのときの職場の飲み会で感じた頭痛や気分の悪さは微塵もありません。好きなお酒ということもありますが、悠希と楽しく飲んでいることが大きく影響していることは間違いありませんでした。
そこで姿勢を正すと、真面目な顔になります。
「鮎川さんのご趣味は?」
「ぶふっ、げほげほっ」
「もー!なんで吹き出すのよ」
「す、げほっ、すみません。急にお淑やかな感じに変わったので耐えられませんでした」
「悠希くんったら、失礼ね!」
萩子は頬を膨らませて怒った表情をしましたが、すぐに笑ってしまいます。
「ぷふっ、うふふ」
「ははっ、あははっ」
それにつられて、悠希も笑いました。
「趣味ですか、うーん・・・、スマホでゲームしたり、マンガ読んだりですかね」
「今どきの男の子って感じね。あっそうだ、こないだ言ったマンガ貸してあげるから、持って帰ってね」
「ありがとうございます!」
萩子が、次の勝負を持ちかけます。
「次も勝つわよ。最初はグー、じゃんけんポン!」
ほろ酔いになったふたりはその後もお酒を飲みながら、勝った方が簡単な質問をして、負けた方の回答にちゃちゃを入れて大いに盛り上がりました。
(なんか、すごい楽しい!)
萩子にとって、こんなに楽しいお酒は経験したことがありませんでした。だいぶ酔ってきていることを自覚していましたが、OLのときの職場の飲み会で感じた頭痛や気分の悪さは微塵もありません。好きなお酒ということもありますが、悠希と楽しく飲んでいることが大きく影響していることは間違いありませんでした。

