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コンビニバイトの男の子
第5章 誕生パーティー
唐突に、先月、お互い全裸で向かい合った時のことを思い出します。
(サイズを聞いて、悠希くん、私の躰を思い出してるんだ・・・)
萩子は、体温が上昇してくるのを感じました。
「バスト82って、何カップなんですか?」
「えっ?ビ、Bカップ・・・」
不意打ちで訊かれた悠希の質問に、萩子が思わず答えてしまいます。
「82はBカップになるんですね」
「サイズとカップは別だから・・・、って悠希くん2つも質問してるじゃない!」
そこで気が付いた萩子が、抗議の声を上げました。
「あ、バレました?」
「あんまり普通に質問するから、答えちゃったわよ。悠希くん、ずるい」
「はははっ、ごめんなさい」
悠希が笑いながら謝ります。
「もー。お返しで私も質問するから」
「いいですよ。大人の質問、どうぞ」
なんとなく上から目線の感じがして、萩子はカチンときました。
(サイズを聞かれたから、私もサイズで何か困らせる質問無いかな)
そう考えた時、萩子の頭にまた、悠希が全裸で仁王立ちしていた光景が蘇ります。
「じゃあ、あそ、ッ!」
途中まで問いかけたところで、慌てて手で口を押さえます。悠希の裸が頭に浮かんだ瞬間、あそこ、肉棒のサイズを訊きかけたのでした。
(危うくはしたない質問をするところだった。私、かなり酔っているのかも。気を付けないと)
「なんですか?」
「あそ・・・、あ、そうだ、初めてのキスの相手は?」
先ほど口にしかけた言葉を誤魔化すために、咄嗟に言い換えて質問します。
「・・・萩子さん、ですけど」
(そういえば、そうだった・・・)
却って悠希との関係を意識する質問になってしまい、恥ずかしさで萩子の顔も赤みが増しました。
「萩子さんって、意外と天然だったりします?」
「そ、そんなことないわよ。今のは、そう、最初の大人の質問だったから、手始めに訊いてみただけよ」
早口で言い訳した萩子は、喉の乾きを感じて目の前のグラスを手に取ると、何も考えずにごくごくと飲み干しました。
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