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第5章 誕生パーティー

「酔ってるから・・・、だからね」
そう前置きして視線を悠希の股間に戻し、顔を近付けながら唇を軽く開きます。そして、亀頭の先端にキスするように触れました。
「あぁ、萩子さん・・・」
感極まった悠希の声が、後押ししてくれている気分になります。
（もっと、気持ちよくしてあげる）
口を開きながら徐々に顔を悠希の股間に寄せ、亀頭を口内に入れていきます。
（あっ、歯が当たらないように気を付けないと）
一番太い部分が唇を超える時、口をかなり大きく開けないとなりませんでした。
（太いっ！）
「んふっ、んふー」
萩子は鼻で息をしながら、更に肉棒を含んでいきます。亀頭が口の中に入り切ると少し楽になりました。
「あぁあっ！凄い・・・」
悠希は仁王立ちのままで見下ろし、自身の肉棒が初めて萩子の口に飲み込まれていくさまを、恍惚の表情で見つめます。
「萩子さん、気持ちいいです・・・」
「んふんっ」
返事ができない萩子が、鼻息で反応を返しました。そのまま更に顔を近付けて、時々ぴくっぴくっと反応する勃起した肉棒を口の奥へと進めていき、喉奥に亀頭が当たったところで止まります。ちょうど根元を握った手に唇が触れるところまで、萩子の口内に固い肉棒が収まりました。
（口の中、悠希くんのものでいっぱい・・・）
「萩子さんの口の中、凄く温かいです」
ちらりと悠希の顔を見上げると、目を瞑り口を半開きにしてうっとりとした表情をしています。
（悠希くん、こっちを見てないわね）
それを確認して、更に大胆になりました。
“フェラ”という言葉は知ったものの、具体的にどうするかまでは知識として萩子にはありませんでした。ただ、これまで悠希との行為を重ねてきて、男性器をどう扱ったら気持ちいいと感じてもらえるかは理解してきていました。
（手と同じように動いたらいいはず）
萩子は、口をすぼめて肉棒が頬の内側に密着するようにしながら、顔を悠希から離していきます。亀頭が口から出そうなところで動きを止め、また顔を近付けて肉棒を含んでいきました。また離して、近付いてを繰り返しながら、徐々に間隔を速くしていきます。ずずっ、ずずっという音が、すぼめた口の隙間から漏れてきました。
「あっ、あっ、気持ちいいっ、ああっ」
悠希から溢れる愉悦の声が、奉仕の気持ちに拍車をかけます。
（そうだ、ぬるぬるが気持ちよかったはず）