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コンビニバイトの男の子
第5章 誕生パーティー
「いいんですか?結婚している人がそんなこと言って」
にやにやしながら訊く悠希が、本心からではなく言葉遊びから言っていることは明白でした。
「悠希くんの誕生パーティーだからね。今だけよ」
そう告げると、更に言葉を続けます。
「そうだ。誕生祝いのケーキ、買ってなかったのよね。だ、か、ら・・・」
素面であればなんてベタなと思うようなことも、酔ってるからこそ言えました。
「私を、召し上がれ」
「じゃあ、遠慮なくいただきます」
悠希が拭いていたウェットティッシュを雑にテーブルに放り投げると、萩子に覆いかぶさるように躰を近付けます。萩子は顔を上向けて目を閉じました。
唇が重なると、その感触を楽しむ間もなく悠希が舌を挿し入れます。萩子も待ちわびていたように口を開いて迎え入れました。すぐにぴちゃぴちゃと舌を絡める音がし始めます。
お酒とおつまみの味が残る唾液を堪能して、悠希が唇を離しました。
「萩子さん、美味しいです」
「・・・もっと食べて」
うっとりとした表情を浮かべる萩子は、お酒だけでなく雰囲気にも酔い始めているのが明らかでした。
悠希は再び顔を近付けると、奪うように唇を押し付け、舌を押し入れてきました。
(ああっ、この無理やりな感じもいい・・・)
お互いの舌を吸い合う、じゅるじゅるという音が漏れます。
「ぷはぁあ、はあはあ」
「んはあぁ、ふぅう」
唇が離れた瞬間のふたりの激しい息遣いが、キスの濃厚さを表していました。
間髪入れずに、悠希が首元に顔を寄せて舌を這わせます。萩子がその愛撫を妨げないように、頭を傾けます。熱を帯びた舌が首周りを左右に舐め回しながら、徐々に下がっていきました。赤く染まった肌の上に、つづら折りになった唾液の跡が光ります。舌が左の乳房に到達すると、そのままハーフカップのブラジャーの縁をなぞりながら、寄せ上げてできた胸の谷間まで移動しました。そこで、悠希が顔を上げます。
「ここ、僕のザーメン残ってました。このまま、おっぱいに匂い染み付いちゃうかもですね」
(ザーメンって、精子のことね)
初めて耳にする卑猥な単語も、萩子の淫らな気分を盛り上げました。
「いいわよ。悠希くんのザーメンの匂い、好きだから」
「じゃあ、もっとマーキングしちゃおう」
そう言って、悠希がブラジャーからはみ出ている乳房に数秒だけ唇をつけます。
(うっ、なに?)
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