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第5章 誕生パーティー

「ああぁん」
奥の圧迫が弱まる代わりに、肉芽への刺激が加わり、萩子の口から甘い喘ぎ声が溢れます。
悠希が、数回前後動かして手を離しました。萩子だけの動きになると、途端にぎこちなくなります。
「上手く動けないよ」
「お尻を後ろに突き出したり、逆に腰をくの字に曲げたりを交互にしてみてください」
「こ、こうかな」
萩子が、言われた通りに腰を前後に動かしました。
（む、難しい・・・）
まだぎこちなさが拭えず、動きを意識すると気持ちよさが削がれてきます。
「あ、動画では躰を起こして動かしてました」
「こ、こう？」
躰を起こすと手で支えることができなくなり、躰がふらふらと揺れてしまいます。
「やっぱり、上手くできない」
萩子の不安定な体勢に気づいた悠希が、
「これでどうでしょう」
と両手を取って恋人繋ぎにしました。
（あぁ・・・好き）
以前にされて良かった繋ぎ方をまたされて、安心感が生まれます。すると萩子の躰が安定し、上半身の揺れが治まりました。上体が安定したことで、腰の動きにぎこちなさが薄れてきます。
「ああっ萩子さん、いい感じです」
「あぁ、あっ、はぁん」
慣れてくると、意識しなくても自然に腰を振れるようになってきました。目を瞑り、恍惚の表情で腰だけをうねうねと前後させます。
（なにこれっ、やばい！気持ちいいっ！腰が勝手に動いちゃう！！）
上半身に服とブラジャーの感触があるのに、下半身は悠希の肌を直接感じ、膣内に肉棒を感じていることに、淫らな気持ちが昂ぶります。
前後の動きから、蜜壺の中と肉芽の感じる動きを探りはじめ、回転する動きも加わるようになってきました。
「あぁあっ！その動き、エロ過ぎます」
「あぁん、ねえ悠希くん、こんなっああっ、はしたない動きして引かない？」
そう訊く間も、腰をぐりぐりと回転させ、前後にへこへこと動かし続けます。
「引きませんよ。こんなエッチな萩子さん見れて、めっちゃ興奮します！」
「ほんとに？あぁ、いい・・・だめっ腰が止まらない・・・」
「いいですよ。もっと腰振って、気持ちよくなってください」
腰を振りたくり、これまで受け身だった萩子からは考えられない程、快楽を貪る淫靡な姿を悠希に晒し続けます。
（あぁ、気持ち良すぎ。もう無理っ！）