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コンビニバイトの男の子
第10章 耽溺
「萩子ちゃんのところは、旦那さん優しそうだし、いいわよねー」
「え、ええ、まあ・・・」
なんて返事しようか考えている間に、瞳に助けられた形でほっとします。
「それより、イケメンって言えばこの前、いい人見付けちゃったのよね」
「どこでですか?」
瞳は実はこの話をしたかったようで、また興味津々の彩花相手に嬉しそうに話を続けます。
「郊外の大きな公園の近くにある、イートインスペースがあるコンビニって知ってる?」
どきっ
萩子は、そのコンビニをひとつしか知りませんでした。
(もしかして・・・)
「いえ、知らないですね」
「すぐ側じゃなくて、ちょっと住宅の中に入ったところにあるんだけど、そこのアルバイトの松友くんっていう人」
(やっぱり、悠希くんのバイト先だ)
「もう名前まで知ってるんですか?」
「めっちゃタイプだったのよ。少女マンガに出てくる、ちょっと悪っぽい男の子って感じで。すぐに名札見て覚えたわ」
「そういう感じだったら、私も興味ありますー」
萌も興味が湧いたようです。
「萩子ちゃんはそのコンビニ知ってる?」
瞳の問い掛けに、どう返事するのが無難か一瞬迷いました。
(知らないと言って後で通っていることがバレたらまずいよね。ここはある程度正直に言ったほうがよさそう・・・)
「え、ええ。以前、主人と公園までウォーキングしてた時期があって、その時の帰りに利用してたので」
「そっか、ここからだと公園まで行くのに通り道になるわね。じゃあ松友くんも知ってるの?」
「ま、まあ。確かにイケメンでしたね」
「萩子さんがそう言うんだったら、相当かも。帰りに寄ってみようかな」
彩花が言うと、
「私も寄ろうと思ってたのよ」
と瞳も続きます。
「えー、じゃあ私もー」
「萌ちゃんは帰るの駅方向だから反対でしょ」
「いいじゃないですかー。私もイケメン見学ツアーに参加したいですー」
「ツアーって」
瞳と彩花が吹き出しました。
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