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コンビニバイトの男の子
第10章 耽溺
【6】
書斎で見ていた隠し撮り映像が一区切りついたところで、貴之はヘッドホンを外すとペットボトルのミネラルウォーターを飲んで一息ついた。顔を上げて、秋晴れの日差しで明るい窓の方に視線を向ける。今日は溜まっていた未視聴の映像を見るために、萩子が料理教室で外出する日に合わせて平日に休みを取っていた。
(やっと、先月の視聴が終わった・・・)
午前中から見始めたが、昼食を挟んで午後まで掛かってしまっていた。
萩子と悠希の逢瀬の頻度は、秋になって更に増してきている。毎週1回以上は必ず会って、安全日は中出しを愉しみ、以前は避けていた生理の間も、萩子は口で悠希を満足させていた。口の中に出された後、口を大きく開けて精液を舌で弄う様を悠希に見せつけ、ごくりと音をたてて飲み込み、再び口を開けて綺麗に飲み干したことを悠希に確認してもらうことが、生理中の行為で萩子のお気に入りとなっていた。その後はふたりで貪るようなキスを堪能することがお約束の流れだった。
ふたりの盛り上がりに反して、貴之は隠し撮り映像から受ける刺激が、徐々に薄れてきたのを感じていた。
映像の視聴が段々と大雑把になり、必然的に行為後に問い合わせる数も減っていた。最近は未視聴なので、問い合わせ自体が滞っている。
(最近、気持ちが昂ぶらない・・・。あの映像は凄かったけどな)
先日の女子会があった日の深夜オナニーの映像は、寝ようとしていたところに悠希からの連絡で起こされて、リアルタイムで視聴していた。悠希の煽りに自ら痴態を晒す我が妻の姿に興奮し、久しぶりに映像を見ながら射精した程の満足感だった。
しかしそのような興奮できる映像は稀で、単なるセックス映像に魅力を感じなくなっている。
(認めたくはないが、慣れって怖いな)
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