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コンビニバイトの男の子
第3章 お土産

「萩子さんは、演技じゃなかったですよね?」
「えっ?」
「気持ちいいって言ったのは、ほんとですよね?」
萩子の脳裏に、いつも思い返している悠希とのセックスが蘇り、条件反射のように躰が熱くなってきます。
(あんなに気持ちいいセックスは、初めてだった・・・)
悠希の顔を見ると、不安げな表情で萩子の言葉を待っています。素直に言葉で伝えるのは恥ずかしく、かといってこの状況で悠希に嘘はつけず、萩子は黙って頷くことで気持ちよかったことを認めました。
「萩子さんとの時は、上手くできてたのに何で・・・」
「深刻に考えないで、お互いに慣れてくればそのうち・・・、ね」
「ひょっとして、萩子さんとの後で僕が見た動画が良くなくて、彼女に変なことしてるのかな。でも何か違うのか、僕には心当たりが無くて・・・」
再び顔を伏せた悠希をどう励まそうかと思い倦ねていると、悠希が上目遣いでチラチラと自分を見ていることに気付きます。
(悠希くん、もしかしてそれを確認したくて会いに来たの?)
萩子は、悠希が訪問した本当の目的を察しました。
(もう一度、私とセックスをするために・・・)
自分の躰を悠希が求めていると気付いた瞬間、急に顔の火照りを感じて、隠すように萩子も下を向きます。
(どうしよう・・・)
萩子に芽生えた感情は、拒否ではなく、迷いでした。
貴之に気付かれていないと安堵しているものの、過ちを犯したことの罪悪感は未だに消えていません。もう2度としないと誓ったこともしっかりと覚えています。
(私、なんで迷ってるの?断ったらいいだけじゃない)
そう思う一方で、困っている悠希を助けたい気持ちも湧いていました。
沈黙で静まり返るリビングにソファの軋む音が聞こえます。上目遣いで悠希を盗み見ると、落ち着かなげに座り直していました。何かを言おうとして言い出せない、そんな心境が感じられます。
(そうか。この前1度だけと約束したから、悠希くんからは言い出し難いんだ・・・)
悠希が言おうとしている言葉を想像し、この沈黙を破る言葉が自然と頭に浮かびました。萩子の胸がドキドキしてきます。
(私からは、言えないけど、でも・・・)
顔を上げて悠希をじっと見つめます。
「えっ?」
「気持ちいいって言ったのは、ほんとですよね?」
萩子の脳裏に、いつも思い返している悠希とのセックスが蘇り、条件反射のように躰が熱くなってきます。
(あんなに気持ちいいセックスは、初めてだった・・・)
悠希の顔を見ると、不安げな表情で萩子の言葉を待っています。素直に言葉で伝えるのは恥ずかしく、かといってこの状況で悠希に嘘はつけず、萩子は黙って頷くことで気持ちよかったことを認めました。
「萩子さんとの時は、上手くできてたのに何で・・・」
「深刻に考えないで、お互いに慣れてくればそのうち・・・、ね」
「ひょっとして、萩子さんとの後で僕が見た動画が良くなくて、彼女に変なことしてるのかな。でも何か違うのか、僕には心当たりが無くて・・・」
再び顔を伏せた悠希をどう励まそうかと思い倦ねていると、悠希が上目遣いでチラチラと自分を見ていることに気付きます。
(悠希くん、もしかしてそれを確認したくて会いに来たの?)
萩子は、悠希が訪問した本当の目的を察しました。
(もう一度、私とセックスをするために・・・)
自分の躰を悠希が求めていると気付いた瞬間、急に顔の火照りを感じて、隠すように萩子も下を向きます。
(どうしよう・・・)
萩子に芽生えた感情は、拒否ではなく、迷いでした。
貴之に気付かれていないと安堵しているものの、過ちを犯したことの罪悪感は未だに消えていません。もう2度としないと誓ったこともしっかりと覚えています。
(私、なんで迷ってるの?断ったらいいだけじゃない)
そう思う一方で、困っている悠希を助けたい気持ちも湧いていました。
沈黙で静まり返るリビングにソファの軋む音が聞こえます。上目遣いで悠希を盗み見ると、落ち着かなげに座り直していました。何かを言おうとして言い出せない、そんな心境が感じられます。
(そうか。この前1度だけと約束したから、悠希くんからは言い出し難いんだ・・・)
悠希が言おうとしている言葉を想像し、この沈黙を破る言葉が自然と頭に浮かびました。萩子の胸がドキドキしてきます。
(私からは、言えないけど、でも・・・)
顔を上げて悠希をじっと見つめます。

