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コンビニバイトの男の子
第3章 お土産
【4】
萩子はシャワーを浴びながら、悠希の言葉を思い返しました。
(家でシャワーを浴びてきたなんて、やっぱり悠希くん、最初からその気だったんだ)
そのことを知っても、嫌な気は全くしません。
簡単にシャワーを終えただけで、バスルームから脱衣室に戻り、バスタオルで躰を拭きました。
(でも、まさかほんとに、もう1度することになるなんて・・・)
躰を拭いたバスタオルで胸から下を隠すように巻きつけながら、悠希が告げたもう一つの言葉を思い返します。
(悠希くん、自信を無くしてるんだろうな)
貴之との行為が途中で終わってしまった日を最後に、ショックからなのか貴之から夜の誘いは全く無くなりました。萩子から誘うこともできず、セックスレスの夫婦生活が1年以上続いています。そのことで貴之への愛情が変わることもなく不満を感じることはありませんでしたが、若い恋人同士にとってはセックスもお互いの関係を深めるのに必要なことは解っています。萩子は、自分が原因で二人の仲が悪くなってしまっては申し訳ないと思いました。
(悠希くんの初めての女性として、自信を取り戻してあげたい)
萩子は洗面の鏡の前に立ちました。棚に置いてある貴之の小物が目に入ります。今朝、いつものように玄関で見送った貴之の姿が頭に浮かびました。悠希とこれからしようとしていることを考えると罪悪感に包まれますが、それでも断ろうという気にはなりません。
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