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コンビニバイトの男の子
第3章 お土産
「貴之さん、ごめんなさい。もう1度だけだから・・・」
声に出すことで許されるとは思っていませんが、決意する意味を込めて言葉にしました。けじめをつけた気分になり、意識が自然と寝室で待っている悠希に向きます。
(悠希くん、ドキドキしながら待ってるんだろうな・・・)
2回目ということで前回のような不安はありませんでした。鏡に映る顔は、むしろワクワクしている表情に見えます。
誘いを受ける形で了承した悠希との会話を思い返します。あの時、貴之の妻として自分からは言い出せないけれど、悠希から誘われたらという考えに至ったとき、自然と言葉が浮かんだのでした。
「私、こうなることを期待してたの?」
萩子は、鏡の中の自分に問いかけます。
手早くシャワーだけで終えられたのも、かつて貴之から夜の誘いがあった頃を思い出し、あの日から躰の手入れを怠らないようにしていたからでした。
(違う、これは、女性としての身だしなみだから・・・)
替えのショーツを履こうとして、ふと手が止まりました。再度鏡に向き直り、バスタオルを巻きつけただけの自分の姿を見ます。
「この姿で寝室に行ったら、悠希くん、興奮して自信を取り戻してくれるかな」
一旦バスタオルを解き、陰部がギリギリ隠れるように巻き直します。冷めた躰が期待と興奮で再び火照り、赤く染まってきていました。そのまま脱衣室を出て、悠希の待つ寝室に向かい階段を上ります。その時にはもう、萩子の頭からはあの日と同じように貴之の存在が消えていました。
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