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コンビニバイトの男の子
第3章 お土産
このまま良くない思考に陥りそうな気がして、萩子は切り替えようと頭を左右に振りました。
「そろそろ、ベッドを片付けないと・・・」
わざとそう呟きましたが、それがきっかけとなって寝室を出る直前に見た乱れたベッドの光景が浮かび、連なるように悠希とのセックスが終わった時のことを思い出します。
あの時、悠希の気遣いというよりも、終わろうとしている悠希を更に誘って、淫らな女性と思われたくないという打算がありました。本音では、もっと悠希とのセックスを続けたいと思っていたのです。初めての陰核や膣内への愛撫と、夫の貴之では届かなかった蜜壺の深い部分を前回以上に刺激されて、セックスの快感を前回よりも強く感じていたことがその要因であることは明白でした。そして、悠希ならもっと上の未知の快感へ導いてくれる、そんなことを漠然と感じていたのです。
(私、悠希くんのセックスに嵌ってしまいそう・・・)
萩子は、はっとしました。貴之の妻として、それは許されないことです。
(そんなことない!きっと、貴之さんとだって同じくらい、いえこれ以上に気持ちよく感じるはず。だって、私は貴之さんを愛しているんだから。だから、これで終わり!)
そう決意するのを待っていたかのように、貴之からの帰宅メッセージを受信しました。
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