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氷の王子様。
第1章 プロローグ

席に着くと、後ろから視線を感じた。

「・・何見てるの?」

「別に?」

そう言いながら口元はニヤついている。

「転校生だからここの事全然分かんないんだし、前向いて話聞いといた方が良いんじゃない?」

そう言われて、確かにそうだと思った。

全然分かんないと言えば、私はこの男の名前を知らない。

クラスメートだし、名前位覚えといた方がいいよね。

「・・あなたの名前は?」

「俺の名前?・・そんなこと聞いてどうすんの?あ、俺に興味出てきた?」

確かにこうして話しててちゃんと顔を見てると、女子にモテそうな顔をしている。

・・でも、何で白髪なんだろう。

地毛か・・?いや、そんなわけないか。

色々考えながら、私は否定した。

「そっ・・そんなんじゃないし」

「何照れてんのw俺の名前はね、氷上 怜斗。」

ふぅん。氷上 怜斗か。一応覚えとこう。

「氷上 怜斗ね・・じゃあ、氷上って呼ぶわ。」

「うん・・まあ、好きに呼んでいーよ。」

・・そんなことを話しながら、時間は過ぎて行った・・。
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