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女旅芸人衆の淫ら旅
第5章 愛しあう夜
満足しきった順之助は、すぐさま寝息を立て始める。
「初めてなのに頑張ったんだもんね」
お瞭は順之助の頬にチュッと唇を落とし、
傷口の縫合が開いていないのを確認すると静かに起き出した。
股間がおびただしいほどに濡れていたから、そっと湯殿(浴室)に行って洗い流したかった。
中出しを阻止したにも関わらず、これほどまでに濡れてしまったのだから、中に出されていたらとんでもなくヌルヌルになっていたに違いない。
夜も更けて、シンと静まり返った母屋の廊下に歩みを進めるペタペタという足音が妙に大きく響く。
火を落とされた湯殿の湯はすっかり冷めて水に近かったが、お構いなしに桶に冷めた湯をすくって、それで股間を洗い流した。
『ついでだから湯船に浸かっちゃおうっと…』
冷めた湯は決して心地よくはないけれど、
火照った体を落ち着かせるには丁度良かった。
お瞭が寝間を出てゆく気配で寝入ったはずの順之助が目を覚ます。
崩壊しつつある理性は、自分に都合の良い考えしか思い浮ばせない…。
もっとお瞭とまぐわいたい気持ちの昂(たかぶ)りが疲労困憊の体にムチ打たせ立ち上がった。
微かに湯殿から水の流れる音がする。

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