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女旅芸人衆の淫ら旅
第6章 お瞭の縁談

公演初日、見世物小屋は大盛況だった。
地頭が所有する空き地へ向かう街道には縁日さながらに露店が立ち並び、見世物小屋が立っている空き地まで元日のお寺へ初詣に行くような賑わいだった。

興行は立ち見まで出るような有り様で、演者の踊り子や雑技をするおなご(女)たちも張り切って演じていた。
座長のお絹は儲かって破顔いっぱいかといえばそうでもなく、
なにやら浮かぬ顔をしていた。

雑技をするお咲の体のキレが今一つで、怪我をせぬかとハラハラした。
もしもの時のために舞台袖には医者の良案が待機しているのだが、こちらも生あくびを繰り返すばかりで、時たまこっくりこっくりと居眠りさえする始末だった。

お咲にしろ良案にしろ、昨夜ろくに寝ていないことにお絹は見抜いていた。

初日の演目が終わり、おなご(女)衆は着替えをしたり化粧を落としたりしていた。
怪我なく初日を終えた事に胸を撫で下ろしながら、お絹は良案の元へ駆け寄った。

「先生さま…あんた、お咲に手を出したろ?」

柱に寄りかかって居眠りをしていた良案の頬をひっぱたいて起こすや否や、お絹は良案に詰問した。

「手を出した?」

「惚けるんじゃないよ!私の目は節穴じゃないよ!
あんたとお咲を見てれば一目瞭然じゃないか」

お絹の剣幕に一座のおなご(女)衆は何事かと二人を見ていた。
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