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女旅芸人衆の淫ら旅
第6章 お瞭の縁談
10日間の公演中、夜な夜な良案は座長のお絹の部屋に入り浸った。
良案に抱いて欲しくて座員の女の子達は代わるがわる良案の部屋に夜這いに出向いたが、いつ行っても良案がいないものだから、座長と良案がデキてしまったのだと気づいた。
だが、座長ならば良案を独りじめされても仕方ないと不平不満も漏らさず、いつかは良案を座長から寝取ろうとグッと我慢した。
そして、公演をやらせてもらえる10日間が過ぎ去って最後の夜がやってきた。
今夜も座長のお絹をヒィヒィ言わせてやろうと
お絹の手を引いて部屋に向かおうとする良案とお絹を座員のお咲が呼び止めた。
「夜を楽しもうとしているところをすいません」
お咲はイヤミを込めて二人に語りかけた。
「なんだい?明日は旅立ちなんだから今夜はゆっくり休んでおかないと体がしんどくなるよ」
座長のお絹はさっさと立ち去れとばかりに突き放した。
「それが…最後の夜だから、地頭さまが息子さまの怪我の治癒のお礼を兼ねて宴を開きたいと申し出てくれまして…」
「あら、地頭さまが?」
地頭はその地域の権力者でもあり、見世物小屋を建てる土地を貸してくれた人だから断るわけにはいかない。

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