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Deep Throat - ディープスロート
第5章 危険な芽
もう手も足も出せなくなった体に、彩芽は「はぁはぁ…」と息を吐き出していた。満足に体を動かせない不自由さから、鼓動がドンドン大きくなっていくのが分かっていた。田所からの視線にも逃げ出すこともできず、恥ずかしさが増していく。それだけではなく、彩芽はツルのように伸びた縄で、どうすることもできない肉体に、実がなっていることも気付いていた。
縄で胸を上下から挟まれた箇所に視線を落とした。胸の形が丸いお餅のようになっていた。まだモチモチして、温かくて柔らかいお餅を、指で摘まんで形を整える、あの光景が浮かんだ。まるで肉体の熱で、縄の間から膨らんでいるようだった。目を凝らして膨らみの頂上を見ようとする。胸になった実は浮かび上がらず、しっかりと隠されているようでホッとしたが、彩芽の感覚は実がとても硬くなって、さらに大きくなろうとしていた。
今度は立っているだけの下腹部に意識が向いていく。彩芽は両脚を擦りつけたくて、互いの脚を内に、内にと向けようとする。だが太ももにまで縄がラップのように巻かれ、両脚を自由に動かすことができなかった。女の裂け目の頂にある実も硬く大きくなろうとしていた。桜の花の香りが鼻に届いていた。彩芽は自身が風上に立っていることに気付く。女の香りが彼に届いてしまうのを恐れ、彼女は少しだけ肢体をよじっていく。だが田所の姿を目に捉えつつ、体がゆっくりと回ってしまう。そして彩芽は力を抜いて、肉体を縄に委ねてしまう。
縄で胸を上下から挟まれた箇所に視線を落とした。胸の形が丸いお餅のようになっていた。まだモチモチして、温かくて柔らかいお餅を、指で摘まんで形を整える、あの光景が浮かんだ。まるで肉体の熱で、縄の間から膨らんでいるようだった。目を凝らして膨らみの頂上を見ようとする。胸になった実は浮かび上がらず、しっかりと隠されているようでホッとしたが、彩芽の感覚は実がとても硬くなって、さらに大きくなろうとしていた。
今度は立っているだけの下腹部に意識が向いていく。彩芽は両脚を擦りつけたくて、互いの脚を内に、内にと向けようとする。だが太ももにまで縄がラップのように巻かれ、両脚を自由に動かすことができなかった。女の裂け目の頂にある実も硬く大きくなろうとしていた。桜の花の香りが鼻に届いていた。彩芽は自身が風上に立っていることに気付く。女の香りが彼に届いてしまうのを恐れ、彼女は少しだけ肢体をよじっていく。だが田所の姿を目に捉えつつ、体がゆっくりと回ってしまう。そして彩芽は力を抜いて、肉体を縄に委ねてしまう。