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Deep Throat - ディープスロート
第5章 危険な芽
『最初は自由が奪われてしまうみたいで、イヤだった…実際に体験してみたら…縄を介して何かが伝わってくる…何かが交わっている感じがしたよ…動けなくなって…何か守られている気もする…あんな愛撫をされたら…恥ずかしくなって…』
田所は彩芽がうつ伏せになって、何とか拘束を解こうとする動きを見つめていた。それは彼にとって形だけの抵抗に見えた。彩芽の肉体が蛇のようにクネクネとうねっていた。特にお尻は何度も左右に揺れていた。その反応の意味を知っていた彼は、ゆっくりと彩芽に近付いた。
彩芽は目を閉じ、母との会話を続けていた。
『たぶん何でも言うことを聞いてしまうと思う…それが肌感覚で分かってしまう…体がこんなに熱くなったら…』
彩芽は振り返ることができない背後に、田所の気配を感じた。同時に頬に当たる風向きが変わったこと、空気が重く、湿気を帯びていることにも気付いた。なぜなら自身の衣服が、太もものあたりまで湿っていることも気付いていたからだった。
田所の手が彩芽のベルトに触れた。
彼女は「ぁぁ…」と形だけの抵抗を見せていた。背後の腕を動かし縄を解こうとし、腰を左右に振りベルトが外されるのを嫌がっていた。
彩芽は心の中で再び呟いた。
『私は風の吹くまま…気持ちの赴くまま…体が求めるままに…生きています…先生…もうどうにかしてください…』
田所は彩芽がうつ伏せになって、何とか拘束を解こうとする動きを見つめていた。それは彼にとって形だけの抵抗に見えた。彩芽の肉体が蛇のようにクネクネとうねっていた。特にお尻は何度も左右に揺れていた。その反応の意味を知っていた彼は、ゆっくりと彩芽に近付いた。
彩芽は目を閉じ、母との会話を続けていた。
『たぶん何でも言うことを聞いてしまうと思う…それが肌感覚で分かってしまう…体がこんなに熱くなったら…』
彩芽は振り返ることができない背後に、田所の気配を感じた。同時に頬に当たる風向きが変わったこと、空気が重く、湿気を帯びていることにも気付いた。なぜなら自身の衣服が、太もものあたりまで湿っていることも気付いていたからだった。
田所の手が彩芽のベルトに触れた。
彼女は「ぁぁ…」と形だけの抵抗を見せていた。背後の腕を動かし縄を解こうとし、腰を左右に振りベルトが外されるのを嫌がっていた。
彩芽は心の中で再び呟いた。
『私は風の吹くまま…気持ちの赴くまま…体が求めるままに…生きています…先生…もうどうにかしてください…』