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バニーガールの穴の奥
第10章 深夜…1時過ぎの巣穴
「……とりあえず、飲めよ…」
『……すいません…ありがとうございます。
でも…、……当たってますよ……。
こっちが…その気に…
なってるのに……その…全然…
大きくなってもすぐ萎んじゃって……。
こっちの事…その気にさせておいて
ベッドの上で…いびき掻いて寝ちゃったんで…』
当時のユイの彼氏は…酒が強い
ユイとは対照的に酒が強く無くて
そんな事が何回かあって
結局……不満を募らせて別れたのだそうだ。
『その時に…たまたま…、入ったのが
このお店…だったんです……ッ…。
あの頃は…店長がまだ現役で…
カウンタ―に立っていた頃で………。
その時に……、カクテルの世界を知って…
それからは…しばらく…、
普通に…カクテルを飲む為に通ってました』
通っている内に…もっと近くで
あの…ベテランバーテンダーの
風格を漂わせている店長の、
技術とカクテルの味に魅了されて…。
その時に…当時
ラビットホールで
働いていた”ノア”と言う
バニーガールにここでユイも
働けばいいよと声を掛けられて。
ユイは…そのノアの言葉で
決心して自分の働いていた会社を辞めて
ラビットホールのウサギに…なったのだそうだ。
「その…ノアってウサギは?
今は…ここには…居ないのか?」