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バニーガールの穴の奥
第10章 深夜…1時過ぎの巣穴
確かに…それは………、
あまり…現実的ではない気がする。
まぁ…裏メニューしないなら
20代の…ウサギばっかりの
このビルで…ユイなら…
バーテンダーとしても働けそうだが…。
『酔わない女は…やっぱり…、
男性から見て…可愛くない…女ですか?』
確かにユイは…カノンやヒメに比べて、
キャストドリンクで飲ませても
酔っぱらってるって感じはしないが…。
ユイが酔っちまったら、店が…
締まらなくなってしまいそうだが……。
ユイが…言っている意味は…、
付き合う相手ならって言う意味だろう…。
「ベロンベロンになって、ラブホ行って
ベッドの上で…やるかってなった時に
吐かれたり寝られるよりはいいと思うがな?
そう言えば…ユイが…酔うのは…
見た事がないような…気がするな……」
『上手く…他の子みたいに…酔えなくて…』
「自分は…飲んでも酒に酔わないで、
男の方ばっかり…酔わせて来たのか?」
嫌な事を思い出したのか…
俺の言葉にユイは眉を顰めた。
「悪い悪い、そんな顔するなよ。
あながち……あれだろ?相手の男が
ユイに合わせて飲んでて…役立たずに
なっちまったとか…そんなのだろ?」
ぐぃ―――ッと…自分の
グラスの中のウイスキーを
煽る様にしてユイがグラスを空にして。
隣に居た俺は…その空になった
ユイのグラスに新しい分を注いでやった。