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バニーガールの穴の奥
第12章 スイートルームで迎えた朝
今日は木曜のド平日なので、
世間様は仕事をしてる日だから
駅前の喫茶店でモーニングをしてるのは
定年して家でのんびりしている
老夫婦とか……近所のおっちゃんとか。
どこかで…夜を明かした…
水商売の…女とか…そんな感じの…。
『ん?…その顔…、
前に…どこかで…会った?』
着ているのはバニーガールの
あの恰好でなくても、
普通の服を着ていたとしても
その…ダイナマイトボディが
隠しきれてない…感じ…。
しふぉん達が働いている
箱ヘル”うさぎのすいーつ”の
人気NO1ヘルス嬢で、
予約が…数ヶ月取れない…
セクシー女優を……している…。
「ま、ましゅまろ………さん…」
『あ~、アンタ…あれだ…、ユイの男。
てか、アンタさぁ仕事は?
なんでこんな時間に居んの?』
「いや…俺はユイの男じゃ…」
『ふぅ~ん?違うんだ…?
でも…マーキングされてんじゃん』
OFFのましゅまろは、
ユイとは違う感じの
抑揚のない話し方をしていて。
ダウナー系…女子…何だろうな…。
「マーキングって?」
『ここ…キスマーク付いてんねぇ…♡の。
んふっふっふ~、やらしぃ~なぁ~。
ねぇねぇ、折角会ったんだしさ、
奢ってよ?うちにもさぁ…良いでしょ?』
と言って俺のテーブルの
向かい側の空いている席に
ドカッとましゅまろが座った。