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バニーガールの穴の奥
第14章 深夜の店番の後……

「ユイ?…大丈夫か…?」
『え、ええ…、何でもありません…、
ちょっと…考え事を…してました。
すいません……何か…作りますね…』
ヒメは…その後来た客を
奥のVIPルームに誘っていて。
2人の客と奥に一緒に消えて行った。
前にカノンとヒメと一緒に
VIPルームに行った事はあるが、
客が2人バージョンもアリなんだな…。
今度加藤さん誘って…カノンと
疑似3P…してもいいなとか
そんな事をその巣穴の奥に
消えて行く後姿を見ながら俺は
ぼんやりと考えていた。
カウンタ―の上に置いていた
俺の手の上にユイが手を重ねて来る。
『あなた……なんでしょう?』
「何の事だよ…?」
『とぼけないで……下さい…』
「いや…俺は…お前が
言ってることが理解できないし。
とぼけてるつもりはないが…
一体…何の事だよ…?」
ヒメが…客を連れて行ったので
俺と…ユイだけが…店の中に居て。
会話が…途切れて…店の中の音は
ジャズミュージックだけになる。
「だんまりか…?…いいよ…、
こんな所で働いてる位だしな
なんか…人には言いたくない理由でも
ユイには…1つや2つあるんだろう?」
『訊かないんですか…?』
「ああ、俺はいい男だからな…」
『いい男は自分の事を
いい男だなんて…言いませんよ…』
俺の冗談に…ユイが
口元を僅かに緩めて。

