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バニーガールの穴の奥
第3章 裏メニュー
俺が…自分の手をカウンターの上に置くと
右手と左手の上に何かを置いて
それを俺の手を閉じさせて握らせる。
『それでは…お時間は…ただいまより
10分間となりますので、イチゴ…
存分に…味わってご堪能下さいませ…』
ゴクリと…俺は…固唾を飲んだ。
ユイに握らされた…それは…
イチゴに見立てた柄のついた
セロハンの様な物に包まれていて
直接中身を確認する事はできないが。
ピンク色のセロハンに
イチゴの種に見立ててつぶつぶが
描かれていて、ちゃんとカットされた
セロハンの先端は緑色のヘタになっている。
ピンクの方はほんのりと透けているから
目を凝らしてその下のイチゴの形の
様な硬い何かに目を凝らすと
スイッチの様な物があるのが見えて。
カチッと…そのスイッチをONにする。
ビクッと…カウンターの中のユイが
小さく身体を跳ねさせているのが見えて。
カチッとスイッチを更に押すと、
ダメダメと…小さく首を振る。
あの時のカノンと…ユイは同じ感じで、
店内のBGMにかき消されているが
良く良く耳を済ませれば、
ブブブブと…モーター音が聞こえる。
周囲の客も…エロい顔をしながら
カクテルを作っているユイから
視線を逸らせない様子で見ていて。