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バニーガールの穴の奥
第18章 バニーガールの穴の奥

ユイと言う…バニーガールを…、
唯花が演じれば演じる程、
ユイを…演じるのに…
完璧に近付けば近づく程…。

ユイを…求められれば
求められるほど…唯花は…自分を
見失って行っちまってたん…だな…。

「泣いてる…のか…?…」

『見つけてくれた…から…、
琢磨さんが…私…を……
見つけてくれたからっ…』

「あのウサギは…唯花だったんだな…」

『ずっと…見つけて貰いたくて…、
私を…見て…貰いたくて…
ユイじゃない時の…私を……。
…必要だって思って…貰いたくて…』

「……見つけられに…来てただろ?」

『しっ、知らないんですか?
ウサギは…寂しがり屋…なんですよ?
寂しかったら…死んじゃいます…から』

そう言って、俺の目の前の
寂しがり屋のウサギは
笑いながら泣いていて。

涙を零して…その目が
赤くなってウサギになっていた。

俺は…俺の目の前にいる
真っ赤な目をした…ウサギが
零した…涙を…そっと
自分の唇でぬぐうように
唯花の目尻にキスをした。

これ以上…優しくキスは…
できないだろうって思う位に。

『そっ…そんな風にされちゃったら、
わた、私っ…、そんなつもりッ
無くてもッ……、余計に…
嬉しすぎて…泣いちゃいますよ…?』

「泣いても…いい、
唯花が…まだ…泣くんだったら
また…こうすりゃいいだけだしな。
それに…ここは…俺と、
唯花だけの…秘密の部屋…なんだろう?
遠慮する必要なんて、何もねぇよ」

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