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バニーガールの穴の奥
第18章 バニーガールの穴の奥
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ずっと…追いかけていた…ウサギが
自分の腕の中に居て…俺の腕の中を
自分の巣にすると言ってくれたんだ…。
俺は…満たされた気持ちを…、
何年振りかに…感じながら…
そのままユイを…唯花を…
感じながらまた…寝落ちしてしまっていた。
次に…目を醒ましたら…、
俺の身体にもたれ掛って…
寝ていたはずの唯花が…居なくて…。
俺は…ベッドの上で飛び起きた…。
「唯花?…唯花……居ないのか?」
部屋の…電気は…さっき付いていたのに
俺が…目を醒ました時は、
暗めの明るさになっていて。
唯花が目を醒まして部屋の明かりを
この暗さにしてくれたのは確かだ。
ドアの僅かに開いた隙間から
光が…寝室側に漏れていて。
漏れている…光…の向こう側から…
光と共に…スパイシーな香りがして来る。
俺はベッドから体を起こすと…
その光と香りに導かれる様に…
部屋のドアを開いて部屋を出た。
とは言え…着ていた服は水回りに…
全部脱ぎ捨てたままだったので
ブラブラさせたままも…アレなので。
水回りに方に廊下を移動して、
トイレに行って脱ぎ散らかしたままの
俺が着ていた服に袖を通した。
水回りの…所にも唯花は居なかったし
リビングとアイランドキッチンがある
ペントハウスの入口側に移動する。
アイランドキッチンに唯花が立っていて。
『あ!琢磨さん……目が醒めましたか?
今…カレーを作ってるので…、
もうちょっとだけ…待ってて貰えますか』
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