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バニーガールの穴の奥
第19章 後日談 巣穴暮らし

「いや、材料切ったりするの、
俺も……手伝うよ…なっ、なんだよ
なんで…そんな顔するんだよ?
別に…こんないいキッチンなんだし
一緒に料理してもいいだろ?
それなりに自炊してたし…、
材料切るぐらいなら…出来るぞ?」
唯花の視線が気になって
俺はなんだか責められてるみたいな…
そんな気分になってしまいつつ。
野菜を切るのを手伝うと
申し出たのだが…切り方の
サイズを合わせて欲しいと言われて
これはこの大きさと切り方を
唯花に指定されて…野菜を切り始めた。
唯花は…カルダモンやクミン、
コリアンダーにターメリックを
キチンと軽量してブレンドしていて。
そこにレッドペッパーと…他にも
違うスパイスを用意していて。
俺から見ると木の皮とか
なんかの種とか…星みたいな
形をした木の実に見えるけども…
先にそれを使うのだと言っていた。
『ターメリックライスも用意しますね…』
そう言って米を研いで水切りをして
フライパンでバターを溶かして
バターが溶けたらフライパンで
生米とターメリックを一緒に
唯花が炒め始めていて。
ターメリックとバターの香りが
キッチンに…広がっている。
真っ白の米が黄色くなって
いい感じに火が入って来たら、
炊飯器の窯に移して
少な目の水を入れてコンソメを
加えて炊飯のスイッチを押した。

