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バニーガールの穴の奥
第6章 ウサギの”おさんぽ”
枕代わりのクッションと
タオルケットがその
ロビーチェアの端に
キチンと畳んで邪魔にならない様に
重ねて置かれていたから。
簡易的な仮眠室とか
医務室的な要素を兼ねているみたいだ。
「休憩室も兼ねてるのか?」
『私達がここを使うのは
そんなにないんだけど…。
飲み過ぎちゃって
動けなくなったお客さんに
ちょっと休んで貰ったりとか…。
調子が悪くなっちゃった子が
休憩したりとか…に使う場所…』
そのロビーチェアの所に
俺に座る様に促して来て。
ユイに促されるままに
俺はそのロビーチェアに腰かけた。
色々と乱雑に置かれている
スチールラックのここから
手の届きやすい高さの段に
ユイ、カノン、ヒメと
名前が書かれたプラスチックの
小さめのサイズのコンテナが置かれていて。
その小さめのサイズの
プラスチックコンテナは
それぞれ違う色をしていたから、
ここに私物を入れている様だ。
ユイが自分の名前の付いた
コンテナをそこから出して来て
座っている俺の横に置いた。
そのコンテナの蓋をユイが開いて
そのコンテナの中から
ピンク色をした大人のオモチャを
取り出して見せて来る。
『これが…ピンクのイチゴちゃん…、
それから…こっちが…黒いイチゴ…』