パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第6章 瑞々しい果実

男は優子の細く長い脚を包む黒い繊維を同じように、そっと、ゆっくりと奪っていくことにした。

佐々木にはその光景がデジャブのように見えた。優子の尻が明らかに尻すぼみの状態だった。それは優子の肉体が我慢の限界を迎えようとしていた証でもあった。

だが男は優子に本当の我慢を教えるため、黒い繊維を抜き取った後、すぐさま女の両腕と背中を覆っていた白いシャツを切り刻んでいく。女の両腕、二の腕を包んでいた生地が弾けるように裂け、背中のブラバンドが外れないよう、そっと白いシャツを奪っていた。

男の手がショーツを奪っていくのを、その前部が女の湧水でぴったりと貼りついていたのを、肌で感じ、恥丘の膨らみをマットに押し付けるほど、肉体が熱くなっていた。

真相解明に向け強気の姿勢を崩さず、相手が身構えるほどの抗い難い雰囲気、巧みな弁舌で難問を切り開き、行動力に溢れた、とらえどころのない不思議な魅力を持つ女の肉体に、男は女のただならぬ魅惑的な色香に、女としての本当の姿を暴いた男として、そっと女の柔肌に口付けをしていく。