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特別捜査官・優子
第3章 アメとムチ
優子の体がそっと下ろされていく。足が着地した際、彼女は柔らかい感触がしたので、「ンッ…」と小さな声で驚いていた。それはフローリングのような硬い床ではなかった。ふわふわしたクッションを踏みつけているようだった。

女の体はその場で直立させられ、優子は目隠しされていても他に誰かいないか、首を回し、人の気配を探っていく。一切の物音がせず、女はフッと息を吐いた。

この空間が何なのか、目隠しをされた女は知ることができない。それを把握しておきたいと思う気持ちは、すぐに不吉な感覚で払拭されてしまう。何かが背中の縄にセットされ、「カチッ…」という音が聞こえた。それがスイッチなのか分からず、優子は「ハァ…」と息を吐き出し、足元のソフトな床を踏みしめていた。

佐々木は優子がマットの特性に気付いたと判り、「座ってもいいぞ…」と落ち着いた声で、優子に楽になるよう進言した。
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