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特別捜査官・優子
第5章 誘導尋問
「ここに留まることにしたんだな…なるほど優秀な捜査員だ…」
佐々木は部屋に入るなり、優子に落ち着いた口調で話しかけた。

優子も佐々木に対し、「私だって好きでここにいる訳じゃない…」と応戦した。そして優子は『この縄を見ろ』とばかりに、体をねじり、体の正面に施された縄を男に見せつけた。

「君は型にはめられるのが好きな女だと思うが…」
今の言葉で優子は確信した。佐々木はカメラの映像を一部始終どこかで観ていたのだと。

彼女は勇気を振り絞り、男を睨みつけるように、「違う…これを解きたくても…解けないのよ…」と激しく体を揺すり、今度は男に後ろ手に縛られた姿を見せた。

男は優子が背面を見せた隙に近付こうとしたが、濃厚な女の香りにむせ返らないよう、思わず息を止めていた。そして拳を口に置き、ゆっくりと彼女の正面に回り、女を見下ろした。女は佐々木が作った影にすっぽりと覆われた。

「なら、また試してみるか…君が型にはめられるのが嫌いな女なら…我慢すればいいだけだ…だが…君が女として達してしまったら…君の負けだ…」

「暗くした方がいいだろう…?」
優子は男がフッと微笑むのを見て、表情から血の気が引いていく。

男はスマートフォンを取り出し、ディスプレイをタッチすると、4面の壁モニターが一つずつ、背後から消えていき、最後は正面のモニターが消えた。
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