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特別捜査官・優子
第6章 瑞々しい果実
優子は「ン…ンッ…ンンンッ…」と高い声で鳴き、躰をプルプルと震わせ、両脚を思いきり閉じるようにして、その噴き出しを何とか止めようとした。だがそれを止められず、男の手が侵入してできたショーツとの隙間をあっという間に湧水で満たし、堰き止められなかった湧水が黒い繊維の隙間を抜け、パンツの生地を抜け、マットの上まで滴り落ちていた。

優子は佐々木に「こんな状況で…まさか…潮を噴くとは…」と言われても、優子は自身の身に何が起きたのか全く理解できていなかった。目を閉じ、放心状態で男の首に顔を埋めていた。男の指がそっと抜かれていくことも分かっていなかった。

男は女の苦しそうな「ふぅ…ふぅ…」と息遣いを見て、黒い布の猿ぐつわを外していく。

佐々木は女の唇を指先でそっと撫で、左肩に首を預ける女の瞳を見つめた。瞼が重く大きく開けられていなかったが、しっかりと目を合わせることができていた。

「3度目の正直だな…」
男はそう言うと、顔を優子のそれに近付けた。

優子は男の顔が近付いても、顔を背けることがなかった。躰に力が入らず、そのまま重い瞼に勝てず目を閉じていく。

互いの唇が触れ、優子は「はっ…ぁっ…」と吐息を漏らしていく。自身を捕らえたテロリストとのキスに胸が熱くなり、肉体の芯が急激に締め付けられる。男に胸の膨らみを包まれると、女は「ぁんっ…」と悶え、開いた口に男の舌が入ってくる。今の優子にそれを弾き返せる理性も力もなくなっていた。
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