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悪いオンナ…3
第1章 【癒しの彼女には両想いの彼氏が居て……】





かわはらあやかさん……
さっき、少しだけ話して思ったけど
声が良いなって思ったのは初めてだ
何だろ、癒される
店内に入って席を案内されてからも
ちょこちょこと目で追ってしまう
「お前見過ぎ」って連れに指摘されるくらい



「彩花、もうすぐ休憩なんだって」


「え、じゃあ僕らと回りません?って誘ってよ!」


「そのつもりでもう誘ってるよん」


「ナイスです!ナギサ様ー!」



そんな計らいもあって一緒に回る事になった
ソワソワしてる男たちと、もうすっかり仲良く打ち解けている女子たち
お昼がまだだって言うからやたら男子が奢るよとアピールする
彼女は一切奢らせてはくれなかったけどね



やっぱり人気あるんだなってわかるのは、時々呼び止められて彼女とツーショットをお願いする人たちが居る事
「彩花ちゃん、1枚良い?」って男女関係なく声が掛かってる
「凄いね」と言ったら「制服効果絶大だよね」って笑う
それだけじゃないでしょ、可愛いからに決まってんじゃん
そういう謙遜するところもモテる要素だよな


「俺、リアル脱出ゲームしたい!」


連れが言い出すと皆も乗っかって行こうとしたけど僕はパス
彩花ちゃんも戻らなきゃいけないから、と此処で別れた
終わったら連絡して?と連れには言って、その後は適当に過ごしていようかと思っていたけど「あと10分ある」って彩花ちゃんが言うから、そこは頑張って色々と喋りたいじゃない
何が何でも休憩終わるまで彩花ちゃんを繋ぎ止めておきたい
2人きりなんて心臓保つかわかんないけど…



「あきらくん、ゲームとか興味ないの?」



うわ〜早速名前で呼んでくれてる!
そうです、俺の名前は亮(あきら)!!
ふんわりした癒しボイスで呼ばれるの良い!!





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