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悪いオンナ…3
第1章 【癒しの彼女には両想いの彼氏が居て……】





「時間が合えば……と思ったけどまた今度ね」



え?え?時間が合えばって何??
待って、行っちゃうの!?
「バイト頑張ってね」ってバイバイされた
うそーん……時間が合えば、ご飯にでも行けたのかな?
うわ、めっちゃ気になる
めっちゃ期待しちゃう
クソッ、何でラストまで入れちゃったんだ!
でも、この曜日は会える可能性が?
来月から19時上がりにします!!
それくらい単純で馬鹿な僕だけど、彩花ちゃんに対する想いは誰にも負けないよ
寝ても覚めても考えちゃってるって、それはもう、恋だろ?



バイトが終わって店の外に出たら雨が振っていた
クタクタなのに何だよ、予報じゃ雨なんて言ってなかったぞ?
傘持って来てねぇよ……クソ
まぁ、でも彩花ちゃんに会えたから良しとするか
駅までなんだかんだ距離あるんだよな
途中でコンビニ傘買っても良いけど金欠だし、や~めた



ジャンパーのフードを被って走り出そうとした時だった
隣から傘を差し出してくれた人
折りたたみの小さな傘だったけど、雨が掛からなくなったからすぐに気付いた
その傘の持ち主は、柄を持つネイルですぐにわかった
だって見覚えのあるネイルだったから
今日見たもん、忘れるはずないよ
え………?本当に………?



「エヘヘ、待っちゃった」



ゆるふわパーマの似合う潤んだ瞳、ニッコリ笑う彼女
癒しボイスで「傘持って来て良かった」ってこの時すでに相合い傘
心臓ヤバい……すぐ傍に彩花ちゃん



「えっ!待っててくれたの?めっちゃ時間あったでしょ?」



「うーん、でも結局さ、過去問のおさらいしてて19時半になっちゃって、すぐに問題集も作成したかったから目の前のカフェでパパッと終わらせたら丁度良い時間帯になったよ」



「うわ〜マジでごめん」






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