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貴方色
第3章 甘い罠
「黄瀬くん…。」
好きな人に名前を呼ばれるのは、心地が良い。
もっと呼んでほしい。
「ご褒美ですよ。」
そう言って、俺と黒子っちの唇は軽く触れた。
「あ…。」
直ぐに離れてしまったから、物足りなくてつい声が出てしまった。
「こっちを触ってほしかったんですよね。」
黒子っちは、そっと俺のソレに手を添えた。
そして、ツツーと裏筋を綺麗な指先でなぞる。
「んあ…。く…黒子っち…。」
黒子っちは、何も言わず俺をまっすぐ見つめていた。
恥ずかしい…。
そして、黒子っちは俺のを強く扱き始めた。
さっきから、黒子っちに恥ずかしい姿を晒し続けている。
でも、それすらも快感に繋がっている気がする。
「あぁ!!…や、やめて…。」
イきそうになり、思わず口にしてしまった。
すると、微笑んでいた黒子っちの顔は無表情になり、手も止まってしまった。