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微熱に疼く慕情
第4章 【錯乱していく激情】





「それ以上は近付かないでね」


「キスは良いんだ?」


「ぶっ飛ばすよ?」


「怖っ……」



この超絶イライラ期に、出来れば顔も見たくなかったやつ
額触ってきて払い除ける前にサッと引く



「熱っぽい?」


「生理前だから」


「そっか、俺に出来る事あったら言って?」


「じゃあ、帰って欲しい」


「あ、それ無理だ、一華、今回の生理痛重そうだし」



何でそんな事わかってんのよ
時々ある、重い症状
全然平気な時がほとんどだけど年に1〜2回あるかないか……
「ほら、食べたら寝な」ってあんたが来なければ寝てたとこだよ
ティラミスに負けて食べてしまった
生理前のドカ食いはよくない



「全部、大智の所為だからね」


「うん、全部俺が悪い、どうしても一華の顔見たくなっちゃった」


「電話で充分でしょ」


「嫌だ、画面越しは……」


「ん、残りは明日食べる……」



蓋をして冷蔵庫に入れようとしたらまた腕を引かれて……
「ちょっ…」
唇についてたらしくて舐め取られた
絶対わざとだ……
私は……生理前になると特に性欲が増す
誰も居なければソロするつもりだった



「離れてって言ってるじゃん…」


「何で?俺を利用すれば?」



は…?
こいつ、わかってて来たっぽい
ほら、って自分の上に座らせてくる
何してんのって抵抗出来たはずなのに
膝の上、グッと近寄らせてアソコ同士が当たってしまえば……
「んっ…」
力が入らなくなってしまうよ……
わざとしているのがイラッとくるけど
今、その大智に欲情している自分にも腹が立つ



「一華……シたい?」


「ん……わかるでしょ」


「ちゃんと言って欲しいな…」


「ムカつく…」


「一華から言われたいもん……硬くなってるでしょ?」


「んっ……あっ、ちょっと…っ」


「ん〜?」





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