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微熱に疼く慕情
第6章 【耽溺していく欲情】

こんな事、滅多にないからギュッと抱き着いてみた
「また次も、シてくれますか…?」
2回、堕ちちゃってるから少し考え直すかも……
それは嫌です
私を想っての事だとは重々承知なんだけど
こうして壊されて、私は幸せなんです
明島さんに出逢ってからは、幸せでしかないです
「一華が、良ければ」
「本当ですか?はい、大丈夫です、またシて欲しいです」
こっちをジッと見つめてきて吸い込まれちゃいそう
髪を撫でられ「その顔に弱いの知っててしてるだろ」って言われちゃいました
わかんないです、自分がどんな顔したのかなんて……
「明島さんにこれからも色々と教えて欲しいです」
「何を?」
「え………えっと、アブノーマルな事」
「一華はエロいけどすぐ堕ちちゃうからなぁ…」
「ごめんなさい、体力つけます、もっと…」
「いや、そこが可愛いんだよ、そのままの一華で良い」
「でも……物足りない、ですよね?」
そう言うと、コラ…って頭を優しく掴まれ視線を奪う
「物足りないなんて一度も思った事はないぞ、いつも想像以上に淫らになってくれるからな、毎回どうしようもなくお前に惚れ込んでしまってるよ」
そんな風に言われちゃうと涙腺が崩壊してしまう
ポロポロ零れちゃって明島さんの慌てっぷりに、優しい反応に余計溢れてくる……
私、ちゃんと全う出来てたんだなって……
愛されなくても良い、明島さんの玩具で良いってしがみついてたくて藻掻いていた頃もあったから……
あなたに捨てられてしまう事がどうしても耐えられなくて、調教される悦びを知った
吐き出す為だけに呼ばれても、あなたの目に映るなら足の爪先だって舐める
何だってする………そう誓っていたの

