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微熱に疼く慕情
第6章 【耽溺していく欲情】





めちゃくちゃな事を言ってる自覚はある
強く手を握られた
顔を上げた明島さんの「信じるよ」って一言に胸を撫で下ろす
明島さんも、私が他に関係を持つ異性が居る事は理解してくれている
互いに容認していた



愛するが故に、自分の愛の重さに相手を苦しめてしまわぬよう、辿り着いた形なのである
普通の人には理解してもらえない感情を私たちは常に持ち合わせていて、ありのまま受け入れてきた



「一華、俺から離れるなよ、何処に行ってもちゃんと、俺の元に帰って来い」


「はい……明島さんも私を抱きに帰って来てください」



これからもずっと、私を調教してくださいね……
そう言って抱き締め合いキスをした
歪な関係を終わる事は出来ない
私にはまだまだこの人が必要なの



「また会いに来るよ」



車で送ってくれて車内で手を強く握る



「はい……待ってます」



キスはしない、手が離れていく瞬間は寂しいけど
私たちはそれぞれの場所に帰らなければならないから……



家に着いて昨日のうちから連絡は入れていた彼氏にメッセージを入れる
友達と飲んで友達の家に泊まった……
信じてくれて健気に返事もいくつか届いていた
ベッドに倒れる前にちゃんと終わらせる
メイクを落として楽な服に着替えたら
夜ご飯は一緒に食べよう…って返事が来ていて
可愛い了解スタンプを送り返した



スマホをベッドに投げると同時にダイブする
はぁ………疲れた、食欲よりも先に眠気が勝つ
先輩が来る直前まで深い眠りについていた
思いきりオフ感満載な私を見て
「今日の一華も良い!」って褒めてくれる完璧彼氏



「やっと会えた」と玄関で抱き着いてキスしちゃうよ
待ってたよ、早く早く…って家に上がらせるの
甘え上手な彼女、演じさせたらピカイチかもね
ソファーでもずっと何処かしら触れてまだ照れも出すんだよ……




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