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微熱に疼く慕情
第2章 【動き出す熱情】

「良い顔、すげぇな、あぁ、イキそう、久しぶりにまんこでイケるっ……あぁ、クソ、イキたくないけど出ちゃうよ、口で受け止めてよ、あっあっ……イクイク、あぁっ…!」
抜いたと同時に私も吹いた
お股を濡らしながら口内射精を受け止める
凄い量……思わずゴックンしてしまい黒崎さんは悦んでいた
優しく髪を撫でられ、精子まみれの唇にキスされた
そのまま私は堕ちていく
人生初めての3P……寝取られセックス
死ぬほど快楽に包まれた
次に目覚めたら、知らない天井があって一瞬フリーズする
記憶が……曖昧で状況を判断するには時間を要した
ホテルだとわかり、フラッシュバックのように脳も身体も思い出す
そうだ、私、此処で………
辺りを見渡しても誰も居ない
広いベッドの上で裸のまま
重い身体を引きずり、サイドテーブルにメモがあるのを見つけた
明島さんの字で(素敵な夜だったよ、泊まってゆっくり休んで)と記されていた
達筆過ぎるよ……
時刻は夜中の1時過ぎ……
終わったのが何時だったのかわからないけど
よく寝た気がする
黒崎さんも帰っちゃったんだ……
結局、どんな人だったのかわからないまま
セックスして終わりだったな
明島さんの信頼してる人なんだろうなって事だけはわかったけど
本当に凄かった
あんなセックスはもう懲り懲りかも
腰がまだダル重い
立って歩けないから四つん這いで這いながらシャワールームへ行った
何とかシャワーを浴びて、まだ部屋にツンと残る精子の匂いに子宮を疼かせる私はとんでもない痴女になってしまったみたい
バックの中の携帯が通知音を鳴らしているのはまだ気付かないでいよう
今はこの空間に浸らせて……
夢の中でも、まだあの続きを………

