パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 50女のリアル

しかも千鶴ちゃんと和彦さんの出会いは、千鶴ちゃんの働いていたスナックにお客で来てのが和彦。
千鶴ちゃんに惚れ、何度も足繁く通い、金曜の夜は朝まで飲み、その足で千鶴ちゃんを連れて羽田に向かい、金沢で蟹をたらふく食べさせて、プロポーズしたようなサプライズ大好きな粋なロマンチック野郎だ。

その時千鶴ちゃんは酔っ払って、何処に連れて行かれるのかヒヤヒヤしたらしい。
万が一、拉致されてレイプされそうになったら必死に抵抗して逃げるつもりだったらしい。
しかし、酔っ払って今にも吐きそうな千鶴ちゃん。
そんな千鶴ちゃんを介抱し、それでも蟹を諦めない和彦。
その為なのか、行きはビジネスクラスまで奮発した武勇伝。

蟹プロポーズ作戦の和彦プレゼンは見事に成功して今日に至る。

わたしは和彦は出来る男だと思っている。
飛行機代はマイルをしこたま貯めていたんだろう。
多分、千鶴子を落すプレゼンは必死に考えただろう。
いや、過去に試した女もいただろう。
ロープレはばっちり熟したはず。
しかも和彦は公務員という安定な男でもあった。

お水の千鶴ちゃんは世間的には玉の輿に乗り、勝組女でもあった。