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続・疼く…
第10章 シンデレラ
重い首輪と足輪は 想像以上に体力を奪っていく。

この広い屋敷を 這いつくばって、雑巾がけをする。調教具の手入れ、滑車や鎖を磨く。

昼に出される食事は、アルミの餌皿に おじやと水…

日に日に、体力は落ち、痩衰えていった…

(このまま私はぼろ雑巾になって棄てられるのだ…)


主の部屋から 男と女の生々しいセックスに悦び喘ぐ声、肉と肉がぶつかり合う湿った音。男の、快感に時折発する、「うっ」「おぉ」と言う荒い息遣いと声が、

「聴け!」と 言わんばかりに ハッキリと聞こえる。

紛れもなく、それは主と真紀。


聞くに堪えない…

しかし、一度は調教された我が身、溢れるものは涙だけでは無かった−−



身体は、間違いなく、欲情している。しかし、現実に、もう体力はほとんど無くなっていた…


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