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続・疼く…
第8章 第3幕 ジェラシー
あっこに言われ、一度は勇気が出た私だったが、それは なかなか難しく、あれから もう 一週間が過ぎていた。
「今日こそは言おう!」
携帯を開く。押せばいいだけ…
そんなことに、30分もかかった。
トゥルルルル…
心臓がバクバクして、「出ないでぇ」と思う。
『もしもし?』
懐かしい御主人様の声…
言葉が出ない…何か言わなきゃ!
焦れば焦るほど 喉が詰まって出てこない。代わりに目頭が熱くなって、鼻まで詰まった。
「ズッ!」鼻をすする音を聞かせてしまった!!
『麻以…さんで、いいのかな?』
穏やかな口調は変わらない。
でも、距離を感じてしまった…
麻以…さん………
『ご…主人様…でいいですか………?』
『麻以。』
「今日こそは言おう!」
携帯を開く。押せばいいだけ…
そんなことに、30分もかかった。
トゥルルルル…
心臓がバクバクして、「出ないでぇ」と思う。
『もしもし?』
懐かしい御主人様の声…
言葉が出ない…何か言わなきゃ!
焦れば焦るほど 喉が詰まって出てこない。代わりに目頭が熱くなって、鼻まで詰まった。
「ズッ!」鼻をすする音を聞かせてしまった!!
『麻以…さんで、いいのかな?』
穏やかな口調は変わらない。
でも、距離を感じてしまった…
麻以…さん………
『ご…主人様…でいいですか………?』
『麻以。』