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俺の瞳にうつしたいものは
第3章 3

「あああああっ」
「やば…っ、中、
…熱……っ」
突き上げるたび、目の奥がすさまじい快感で点滅した
自分の下で好きな女が喘いでいる
その事実が相乗して理性を砕いていく
「……おっき、っ
…いよっ苦しっ…
あっ、ああっ…」
俺の背中をだきしめてくる
欲しがられてるのが嬉しくて
何度も腰を打ちつけた
窒息しそうなくらいにお互いの肌を密着させて
鼓動がぐちゃぐちゃに混ざり合うようだ
「すき…っ、俊二……
好、き……あああぁっ」
「なあ
卒業したら、次は生でしような
俺、働くからよ……」
毛布に産まれたままの姿をくるむと
ひとみは静かに頷いた。
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