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俺の瞳にうつしたいものは
第4章 誰だよお前

「は?」

意味がわからないまま、鼓動が強く打つ。

「化粧してたし、服装もいつもと違ったけど……、
俺、女の顔は見分けるの自信あるぜ。

とにかくあれはひとみちゃんだった。
ひとみちゃんが変なオヤジといたから、俺、
思わず手掴んで、帰ろうって……」

「なんだよそれ……
適当なこというんじゃねえよ!!」

気がついたら声を張り上げていて、あたりが静まり返る。
ここが店の二階席だということを思い出し、咳払いする。

「俺、あんまり本人と話したことねえけど、
お前がひとみちゃんのこと話す時、すげえ幸せそうだったの
覚えてたからよ……」

ひとみと俺が付き合っていたことは誰にも言っていない

だけど、龍弥にだけ、幼馴染であることは話していた


(クソ


クソだクソすぎる

なにもかもが……)






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